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  確かな人間力と教養を育み、生徒一人ひとりが自己の探究と実現ができる学校
 
   

 

 

 

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入学式 校長式辞(抜粋)


 本校への入学を許可いたしました三百二十二名の皆さんは、本日から晴れて埼玉県立浦和東高等学校の生徒となりました。入学おめでとうございます。また、保護者の皆様にもお祝い申し上げます。

 さて、ここで、高校生活という新たな第一歩を踏み出す皆さんに二つのことを希望します。

 ひとつ目は、高校生活を通して「『主体的に考える力と習慣』をつけてほしい」ということです。『平成』という時代もあと残り3週間です。5月からは『令和』という新しい時代が始まります。振り返ってみると、皆さんが生まれて、育った『平成』という時代は激しく変化する時代でした。そして、その変化のスピードは年々増しています。これから始まる『令和』という時代も、今まで以上の速度で激しく変化するであろうことは想像できます。皆さんの未来は、この激動する時代の中にあるのです。本校は教育目標として「未来に向けてたくましく生きぬく若人の育成」を挙げています。未来をたくましく生きぬくために、君たちは高校3年間でどんな力をつければよいのか。どう行動すればいいのか。人の指示を待ち、言われたとおりの行動だけしていたのでは、未来をたくましく生きぬくことはできません。必要なのは、どんな世の中が来ても適応できる『主体的に考える力と習慣』だと思います。新入生の皆さんには、この浦和東高校の3年間において、ぜひ、何事に対しても『主体的に考えるという習慣』をつけ、『主体的に考える力』を伸ばしてほしいと切に願います。昨年、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑先生はご自分のモットーをこう仰っています。「簡単に信じない」「自分の頭で考えて納得できるまでやる」。皆さん、この浦和東高校で、ぜひ『自分の頭で考える』習慣と力をつけてください。

 ふたつ目は、「夢に向かってチャレンジし続けて欲しい」ということです。皆さんはそれぞれの夢を持ち、この浦和東高校へ入学してきてくれたことと思います。ぜひその夢に向かって3年間チャレンジし続けてください。何も無理なことをやりなさいというのではありません。平凡なことを毎日続けることが大切なのです。「雨だれ石をうがつ」という言葉があります。「うがつ」とは穴を開けるという意味です。軒から落ちる雨のしずくも、長い間には下にある石に穴を開けることができます。つまり、小さなことでも継続することで大きな結果につながるという意味です。皆さん、小さなことで構いません。夢に向かって3年間、努力をし続けてください。一日、一日の変化は目に見えなくても、一年経過してみれば成長している自分に気づくはずです。そして3年後には素晴らしい結果となって表れるはずです。

 最後に古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの言葉を皆さんに送りたいと思います。「人間は目標を追い求める動物である。目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味のあるものとなる」。皆さん、ぜひ、夢を持ち、それに向かってチャレンジする3年間にしてください。

 保護者の皆様にもお願いいたします。本校は今年度より目指す学校像として「確かな人間力と教養を育み、生徒一人ひとりが自己の探究と実現ができる学校」を掲げました。私たちはその実現に向け、ご家庭との連携を密にしながら全力で指導してまいりますので、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


 平成三十一年四月八日

 埼玉県立浦和東高等学校長   笠原 弘康